2013.1.14大雪、雪を見ると紫陽花を思い浮かべる。
“雪→雪国→志賀直哉→白樺派→聖職の碑(登場する教職員が白樺派:新田次郎著)→慰霊碑→紫陽花”
後半を説明すると、私の出身小学校が(実話を基にした)“聖職の碑”の舞台で、校内に慰霊碑があり年に一度全校生徒で献花する習慣があった。そこに毎年母が庭で採った紫陽花を町民新聞に包み献花していた、という私的体験がありやっと雪から紫陽花へと辿りつく。
一見他人には不可解な団体や個人の固有の体験や思い、建築はこれに社会性を与え形にし社会に還元していく側面をもつ、これからも一つ一つの思いを丹念に確認し形にしていかなくては…