黄と赤-緑

先日家族で東京ディズニーランドに行って来た。

 

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東京ディズニーランドの空間構成に対する徹底した姿勢は好きである。

時期がハロウィンとクリスマスが入れ替わったばかりで、意図的に黄と赤-緑が混在していた。

 

最近ハロウィンとクリスマス、節操なく楽しんでるように思える…が、実は日本特有の優れた感性では無いのだろうか?

時々刻々と訪れる新たな文化を容易に受入れ”ひと手間”加え、人々が楽しみ文化が進化し広がっていく。

 

街並みについても同じではないだろうか?

時々刻々と訪れる時代にあわせ街が変化する。それに伴い最新の技術(ひと手間)が産まれ、職人達の技術が進化し伝承されていく。

 

訪れる客(時代、季節、文化)をもてなし楽しむ、日本人が最も誇るべき能力だろう。

 

※伊勢神宮 式年遷宮、色々な著名人が参加し楽しんでます。

 

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有名漫画家が神宮に奉納する墨絵を書いたり。

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有名歌手がテーマソング歌ったり。

http://www.youtube.com/watch?v=yT7K-vWix10

 

 

 

常設と企画

ル・コルビュジエと20世紀美術を見に、上野の西洋美術館に子供を連れ行って来た。

 

ル・コルビュジエと20世紀美術は常設展扱いで、当日は無料観覧日となり無料で常設展は観覧出来たがタダで入るのも悪い気がし、企画展(システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡)も鑑賞する事にした。

 

企画展は一通り子供と共に眺め、目的のコルビジェ展へと直ぐに向かった。

 

展示されているル・コルビュジエの美術品もさることながら、やはり西洋美術館は何度行っても感動してしまう…

あらたな発見をしてしまうと言った方が良いのかもしれない。

 

悩んでいる空間表現の手法にヒントを与えてくれたり、進むべき方向を時として示してくれる。

訪れる時期の心の在りようにより様々な表情を見せてくれる….

 

勉強させてもらいに行こう!

 

※うちの子が建物をみて”凄いねー”を連呼していたので、改めてル・コルビュジエの偉大さを知った…

下の丸い光天井に感動したようだった…

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http://www.youtube.com/watch?v=EBRTrayFhBo

 

 

3と2

知りあいの家具メーカーのオープニングへ呼ばれ顔を出してきた。

 

イベントの一環で1:20程度の白模型があり、その空間にテクスチャーマッピングがプロジェクターにより施され次々と空間の表情が変わって行く…

新しい表現手法に皆目を奪われる、新たな空間表現の可能性を示していた。

 

最近、ボーカロイド(ボーカルのようなもの/ボカロ)という言葉を耳にし、初音ミク等ボカロ(=ボーカル・アンドロイド)として新たなアイドルの形を示している。

一方、現実のアイドルは身近さを前面に出し、握手会や劇場での公演等を行うクループが現れ人気を博している。

共通点も多いが結果的に、各々別のコンテンツが現れる事でその存在意義が際立ている。

 

今回参加したことで、テクスチャーマッピングという空間を彩る手法を見ることで、我々建築家がすべき事を改めて認識できた気がする。

 

両方の長所を取り入れる、その手もあるのか…

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http://www.youtube.com/watch?v=QdEbRgckhbA