棚と源さん
西洋の偉い科学者が「神の見えざる手」に例えたように、モノの値段は不思議である。
金持ちは良いなと思っていると、カラーテレビも、パソコンも、いつの間にか天から地上に降りてきた..
9/2 読売新聞 編集手帳
色々な物が身の廻りに溢れるのは良い事である、選択肢が増え自由に選ぶ事が出来るから。
しかしそれは選ぶ者の責任を意味する。
色んな立場から権利を主張し、何でも知りたがり、聞きたがり、話したがる人が増えてきた、自身の責任が増えているのも知らずに。
自由に選択できる、その本質にある責任を知るべきである。
素人が選択出来ない事の意向を汲み、次々と玄人(プロ)がバランスを考えアレンジし最適解へと導いていく、選択する為の責任は玄人(プロ)が請負うべきある。
ところが最近、素人も玄人も自身の責任範囲を曖昧にするため、評論家(第3者)に成り下がりつつある…残念だ!!
三笑亭可楽の落語に、玄人と素人の信頼感が良く表れた枕話が、下記アドレスの”三方一両損”にあります。
”三方一両損”は目黒のさんま等と並び、生活常識としてなるべく知っておくべきお話です。
私は可楽のべらんめえ口調好きです、聴いてみてください★
http://www.youtube.com/watch?v=tNXEcTI7CfQ
施 主:源(大工)さんこないだお前の吊ってくれたなぁ~棚落ちちゃったぜ!
源(大工):そんな訳はねぇ~何か乗っけちゃったんじゃねぇ~かい!!