先日、ロシア大使館に行って来た、詩集(ズボンをはいた雲 ヴラジーミル・マヤコフスキー 著 小笠原豊樹 訳)発売イベントに誘われた為である。
http://www.doyosha.com/12-%E3%82%BA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%92%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%9F%E9%9B%B2/
ヴラジーミル・マヤコフスキーは未来派のもっとも有名な詩人らしい、恥ずかしながら私はその存在は良く知らなかった…
未来派は、封建社会から資本主義社会にかわる時代のうねりの中でイタリアの自由な発想の中で産まれ、帝政の抑圧された環境のロシアで大きく発展する。
その影響もあり、詩は革命前夜の騒々しさと、抑圧された力と若さ故の力を感じとても刺激的で楽しい!
イベントの中、翻訳家の松谷さやかさんを紹介して頂き、松谷さんから(松谷さんが)翻訳したマヤコフスキーの絵本があると窺いタイトルだけ聞き、家で調べると….
表紙を見ただけでその格好よさから即購入しました、とても素敵な本です。
http://www.ehonnavi.net/ehon/38648/%E6%B5%B7%E3%81%A8%E7%81%AF%E5%8F%B0%E3%81%AE%E6%9C%AC/
”子どもたちよ 灯台のようであれ!
くらやみで 航海できない人たちのために 明りで 行く手を 照らすのだ!”
未来派の詩人たちの詩は何処か今の日本の若者に読んで頂きたい気がする。
※ドラマ「ケイゾク」で中谷美紀の歌う主題歌「クロニック・ラブ」は、坂本龍一アルバム「未来派野郎」に収録されていた曲のカバーですね。
https://www.youtube.com/watch?v=FRnK7eox7nE